このスマホ無料詩がすごい!⇒「ミドリガメと父親」一条(著)

「ミドリガメと父親」一条(著)

難解度:小
明るさ:やや明るい

「飼育していたミドリガメを排水溝に誤って流してしまったのは、父親が家を出た翌日だった。」という感じで始まる短い文章で、現実に起こりうる言えば言える内容だが、なぜかSFを読んでいるような感覚になる。主人公の「ぼく」が、村上春樹の小説に出てくる謎めいた男のような、クールなユーモアを持っているからだと思う。