文体練習

片根伊六(かたねいろく)による、詩、物語、小説、エッセイなどを掲載しています。

命と心


命と心
は、ともに
ぼくが生まれてから
ずっと続いている

そのことに気づいて
ゾッとした

一度も
止まったことが
無いのだ

もし何か一つでも
ミスがあって
一度でも
止まってしまったら

そう考えると
ゾッとする

何年も
何十年も
ミスすることなく
よく
続けてきたものだ

そうか
死は
なわとびで
ひっかかって
止るようなものなのか

あああ
一〇〇回まで
あと六回だったのに
おしかった
みたいに

いくら一〇〇回飛べる
体力があっても
十八回でひっかるかもしれないし
五〇回かもしれない

チャンスは一回きり

ああ
緊張するな

でも
緊張しずぎると
かえって失敗するかもしれないしな

緊張がたりなくて
凡ミスするのも
嫌だしな

ああ
みんなよく
ミスしないで
ここまで来たね

みんな
すごいね