文体練習

片根伊六(かたねいろく)による、詩、物語、小説、エッセイなどを掲載しています。

失業問題も含む、ちょっとした考察

            ぐぐっと突き進む感じの僕の意欲が小休止(あるいは大休止)している間に、コンセプトがいくつか過ぎ去っていったとしても、

かわいそうな人みたいな顔つきになる必要はないのだ。 テレビの上の壁に「運と出合いとキッカケ」と書かれたメモ帳の一ページが 留められている。 部屋に通した風によって右に一〇度くらい傾いて(ドラえもん的に言うと)過去の僕が今の僕に書き残してくれたこの遺言的なもの。 (気持ち的には、七行空ける↓) 柄谷行人に一万円払って、左翼に入会しようという思いつきを 一晩寝て、我に帰って思いとどまり スガシカオを聴きながら過ごす休日の午後。 野球選手と詩人とどっちが偉いか、どっちが価値があるか、 どっちもどっちか、 という問題について考える。 安定している気分には、危機感が無いから スピード感が無い。 平和ボケしてしまう。 ああ、安定しているのに、無理にスピードを出して頑張っている人は偉いなあ。

ああ、誰かが言っていた、「一人あたりの 労働時間を減らして、失業問題を解決する」という案を新しい総理大臣、 やってくれないかなあ。

   

詩学/2001.9』