文体練習

片根伊六(かたねいろく)による、詩、物語、小説、エッセイなどを掲載しています。

【インテリアパブリックver6】

            ぼくが進入した背景都市の中では、古本色のものものが乱雑な子供部屋のように配置されていた。

数十種類の調味料を、にわか雨の水たまりに調合する少年に、朱色の三毛猫が襲いかかろうとしている。 1つの出来事を、3ホップ前までさかのぼって、そこから5ポップ進んでみたら、2ホップ先の未来で寝ていた。 ぼくが何かに挫折するたびに、メッセージが19歳のぼくに送り届けられ、角砂糖が積み重ねられる。 数千羽の天使たちが、ぼくとぼくの間を埋めつくし、その上をSONYのディーゼル車が走り抜ける。 おおMP3、ぼくのいとしいMP3、硬質の丸形機械で、ぼくのために100色の角砂糖をつくっておくれ。 JGBよりも、ぼくの絵のほうがすばらしいって、君のウイルスにたのんで世界中にばらまいておくれ。