文体練習

片根伊六(かたねいろく)による、詩、物語、小説、エッセイなどを掲載しています。

人生時間方程式

            「生→成長→老化→死」

一般的に人間の時間は この式にしたがっている とする。 最初の→を 矢印① 2つめの→を 矢印② 3つめの→を 矢印③ とする。

僕は今 矢印②を流れていると感じる。 もはや純粋に 時間の流れ=成長 ではない。 少しづつ老化のニュアンスが 混入しはじめている。 まだ成長を続けてはいるが それほど長くこの状態は続かないだろう と感じている。 しばらくするとあたりまえのように 時間の流れ=老化 と感じるようになるだろう。

僕はやがて矢印③にさしかかるだろう。 時間に死の観念が 紛れ込んでくる。そして 時間の流れ=死に向かう流れ だと あたりまえのように感じるように なるだろう。

ゆえに 「人間の時間」は悲しいものである と考えられる。