文体練習

片根伊六(かたねいろく)による、詩、物語、小説、エッセイなどを掲載しています。

消えたテレビの画面の向こう側の部屋で

            いわゆる時間と空間の制約がなくて

今から前後100年くらいの間の 世界中の人々のなかから、友だちを選べるとしたら ぴったりとした友だちができるかな?

ぴったりとした友だちはいますか?

ふとした瞬間に 家族やいつもいっしょにいる「友だち」のことを、 「この人誰?」 と感じたことはありますか?

そして、 消えたテレビの画面の向こう側の部屋で 自分も物質のようなものだと 感じたことはありますか?