子供の写真を映画のように見ていると、
もう会えないような気がしてきて、せつない。 覚えてないものや 奥さんが撮ったもので、初めて見るものもある。
過ぎた時間が、ゆっくり無音で再生されると、 時間からこぼれ落ちそうになる。
別の世界に迷い込んで 戻れなくなってしまう物語の入口が、 ストーブの横に 縦のスリットとしてあらわれた。
時間と距離の感覚がなくなるので 考えないか、考え抜くか、どっちかに しないといけない。
中途半端な理論に、感情的なものを入れすぎると 病気になってしまう。
「悪魔に心を売り渡した探求者が ゆっくりとした、無音の メッセージを聞くだろう。」
君だけが聞くことができたのだろうか?
君だけが悟ったことだろうか?
この世にいるのは、神様のようなものと 君だけか?
こんにちは、赤ちゃん 僕だよ。