文体練習

片根伊六(かたねいろく)による、詩、物語、小説、エッセイなどを掲載しています。

高階杞一『キリンの洗濯』について

            高階杞一『キリンの洗濯』を読んでいる。

ユーモアがあって面白いけど、自分に対して残酷なので、悲しい後味も残る。 ホッチキスで頭を机にとめられたり、ゴキブリになってスリッパで叩かれたり。 いつの間にかそういう展開になっていて、「えっ? なんでこんなことになった?」と驚かされる。 高階さんの実生活を、比喩で隠しながら書いているのではないか、という、せきららな感じもする。