片根伊六 帳

[ かたねいろく ]  コメントはWEBページに表示されず、管理者のみに送信されます。

Mについて

            僕は、パルコ7Fの

バックヤードにいた 換気用の小窓が 1つ穿たれていて 制御された街のネオンが 暗闇と調和していた

左耳の裏に、刺激を感じ始めた 肉眼では見えない 限りなく細い針だった

じっとしていた

赤と青の暗闇が 冷たく 漂っていた

3本目が差し込まれた

   

『Booy Trap/1998.1』