片根伊六 帳

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孤独な王様とカラス

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三角群と深緑の神殿
ほどよくフリーハンドで
唯一無二の
巨匠感
どっしりと
横たわっている
ここは僕のお墓だな
この巨大な空間を
(僕の心の中で)
不法占拠してしまおう
クフ王よりも
仁徳天皇よりも
圧倒的な
僕の
お墓
たまたまだけど
ラジオから
由緒だだしいクラシックが
流れている
この空間とだったら
嫌味じゃなかも
空間が
偉そうにしている
スズメバチも寄ってきた
まったく
この空間のための
曲のよう
カラスが
高いところを
横切っていってる
その小ささが
なんというか
物語的で
たった一人で
見ているのがもったいない
気がしてきて
さみしい
これって例の
崇高なさみしさ
なんじゃないだろうか
孤独な王様の気持ちが
少し
分かった気がする

曲が終わった
ドボルザークなんだって