片根伊六 帳

[ かたねいろく ]  コメントはWEBページに表示されず、管理者のみに送信されます。

2017-09-04から1日間の記事一覧

直方体の青い水の中

直方体の青い水の中をススム 音楽 カラダが軽い ボクはススム ギュン ギュン グッッ... ハァー フゥッー ショッキングピンクと黒のボーダーが 現れる 重なる 消える なんども なんども 現れる 重なる 消える なんども なんども... ボクは閉じられてい…

「ボク」について

僕から生まれた「ボク」は リアルタイムで生身の身体から遊離して 次々と軌道上に打ち上げられる 軌道上での 「ボク」の唯一の行動規範は 強度を効率的に獲得することで それは 僕からすると とても無節操で大胆にみえる 軌道上に散乱している「ボク」が 関…

髪を染めることにした

髪を染めることにした。ベッドの中でなんとなく思い立って、今日中に髪を染めると決心した。高揚した気分でバッと跳ね起き、掛けぶとんを跳ね除け、あたかも期末試験の開始時間を自分の部屋でむかえた時のように、ニーチェアーに掛けてあるジーンズを無意識…

思考体

灰色の不定形の浮遊物が邪魔くさいから 金色の立方体のプラスチック製の容器に閉じこめる 高まり 重なり合う数字でできたモノの群が 思考を 電子顕微鏡レベルの球体に 分解し 7倍の処理能力で再構成してゆくから それに気づいた思考体から順に指が 支配され…

マルさんに関するエピソード

新しい芸術を愛する社交家のマルコポーロ 「オレのことをみんなマルちゃんと呼ぶ」と彼は言った 先輩だから「マルさん」と僕は呼んだ 白く光る長方形の画面が 目をつむった時の目の中の空間に浮かんでいる 左側が一番明るくて 右に行くにしたがって暗くなる …

ボクの世紀

自覚的な女の子たちが、例の古くて新しい音楽に乗って、やがて、ボクの世紀を支配するだろう。間違い無いだろう。高度な、セルフプロデュース機能を搭載した女の子たちは、もはや、親父たちを必要としないのであって、君の世紀は寂しい、心細いことになるだ…

ああ

------とても無防備で完璧な 明るい 生まれたてに微笑むイメージが 早朝に放流されたホタル的に 光っている 僕の向こう側の奧で すぐ近くで------うれしいけど 圧迫された感じで 涙がでそうになるのだ------思いつきで動くのだから こっちで制御できないので…

多数の球体が飛び跳ねている(難解な小説風に)

僕の まわりには多数の球体が飛び跳ねているのだが この何もない 地面さえ無い空間の中で 何に反射して球体は飛び跳ねているのかというと それは僕が設定した仮想平面に なのであって しかし球体の方は言うまでもなく現実存在であり 僕は その不意の出逢いを…