片根伊六 帳

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2018-04-17から1日間の記事一覧

石器 (詩)

子供と川にいって、石器を作った。ラスコー展を思い出しながら。割れやすい石を探すのがコツ。

詩の定義

私は、詩を下記のように定義している。 【他の分類に属さず、「詩」としか呼びようのない、比較的短い文章。】 なので、詩は、あらゆる文章の中で、最もお手軽だと考えている。 日記やメモよりも。 詩は、有用な情報や記録でなくてもよい。 結論が無くてもよ…

頭に核弾頭をのっけて (詩)

きみたちがやってくる前の僕は 頭に核弾頭をのっけて いい気になってた 頭に核弾頭をのっけて 街をうろついて いい気になってた いつでも なんでも 壊滅的に破壊できると 思っていた 今から思うと ぜんぜん幸せじゃなかった 今はもう 頭に核弾頭をのっけてい…

仕事で戦う時の詩

飾りを全て削る。 付け入るすきを与えない。 そらさせない。 有無を言わさない。 純粋な、 決定的な、 無慈悲な、 一本の、 一撃の、 核心の強度を信じて!

危険なうたたね (詩)

授業中や会議中や 図書館やコーヒー屋さんで 座ったまま 寝るのが得意だ 猫背でうつむいて 軽く腕をくんだ形で ひじを机に 固定する 左足は垂直に立てられているが 右足はちょっと開いて 斜めに落ちてる いつのまに どのくらい寝たのか 分からないが 起きた…

一人っきりの時は

一人っきりの時は 誰だって、一人っきりだ 一人っきりの時が長いか 短いか 一人っきりの時は嫌いか 好きか 一人っきりの時に遊ぶか 勉強するか テレビを見るか 何もしないか 考えごとをするのか 音楽を聴きながら 考えごとをするのか 何も考えないか…… あの…

高階杞一『キリンの洗濯』について

高階杞一『キリンの洗濯』を読んでいる。 ユーモアがあって面白いけど、自分に対して残酷なので、悲しい後味も残る。 ホッチキスで頭を机にとめられたり、ゴキブリになってスリッパで叩かれたり。 いつの間にかそういう展開になっていて、「えっ? なんでこ…

5分とか10分とかじゃなく (詩)

魅力的なものは、ずっと見ていたい。 5分とか10分とかじゃなく、 1時間とか2時間以上とか… 途中で何度か 過去の回想や、解決すべき問題や、新しいアイデア などが挿入されて、 しばらくたってから、また 目の前の世界に焦点が合う。 それを何度かくりか…

テラスごしに遊園地が見える席

テラスごしに遊園地が見える席 に座っている。 フェンスによじ登って、 ジョットコースターやドームの夜景を撮っている女の子。 その女の子を見ているテーブルの母親。 その母親を見ている僕。 その僕を見ている 僕の自意識。 その僕の自意識を読む あなた。…

だいだい色の明かりの部屋 (詩)

だいだい色の明かりの部屋で 家具や物を見ている。 木炭のデッサンみたいに 影が深くて柔らかい。 久しぶりだ。 前はよく見ていた。 インド綿の向こうは、千夜一夜物語。 机の奥は、アリスのトンネル。 カーテンを引くと、いったんもめん。 扉を開けると、ビ…

水着と下着の違いをどうしても理解できなくて悩んでいます。 (詩)

私は地球に来てもうすぐ半年になる宇宙人です。 水着と下着の違いをどうしても理解できなくて悩んでいます。 いや、 水着はスポーツ品店にあって、下着は下着売り場にありますし 素材の違いも分かるようにはなったのですが… 水着だと大勢の人の前で、おへそ…